1812年 グランダルメ

クロニクル

第0ターン · 1812年6月1日月曜日

創刊1812年6月、ナポレオンの大軍はニーメン川畔に集結し、ヨーロッパの均衡はかつてない緊張を孕んでいる。スペインではゲリラが帝国の兵站を蝕み、大陸封鎖はロシアの港湾再開によって綻び始め、オスマン帝国はブカレストの和約で南方の重石を取り除かれたロシアと向き合う。アフリカではソコト・カリフ国が内陸の覇権を固めつつあるが、大西洋を支配するイギリスと沿岸の列強の影が静かに伸びている。

the powersフランス帝国: パリを中心に仏・独・伊・西・蘭・白を束ねる大陸の覇者であり、兵70万を動員してロシア遠征を企図し、年産460億フランに迫る経済力で全欧を従えんとする。

the powersイギリス: 世界の海を制する島国であり、カナダから印度、南アフリカまで広がる版図と兵40万、巨大な富を背景に大陸封鎖網の突破と対仏包囲の資金提供者たらんとする。

the powersロシア帝国: バルト海から黒海まで広がる帝国であり、オスマンとの和議により南方の兵を解放し、兵60万を擁して中立通商の再開により大陸体制に逆らう構えを見せる。

the powersオーストリア帝国: 中欧の古き帝冠を戴き、兵25万を抱えつつも仏の圧力下で不本意な同盟を結ばされ、次の戦役でいずれの側に付くか揺れる立場にある。

the powersオスマン帝国: 地中海東岸から北アフリカまで広大な版図を持つ帝国であり、兵20万、年産1600億フランの富を有しながらも、ロシアとの和約直後で国内の安定をなお欲している。

the powersスペイン帝国(カディス): 本国をフランスに奪われながらも新大陸の広大な領土を保ち、兵15万で亡命政府として正統性を主張し続ける。

the powers清: モンゴルから台湾まで広がる東アジアの巨人であり、人口3億6千万、兵80万、年産1500億フランという世界最大級の国力を静かに蓄えている。

the powersソコト・カリフ国: ニジェール・ナイジェリア・カメルーンの地を治めるイスラームの国家であり、兵3万、年産3億9千万フランの国力をもって西アフリカ内陸の覇を唱えんとする新興の勢力である。

your standing陛下のカリフ国は、ニジェール・ナイジェリア・カメルーンの三地を治め、人口1200万、兵3万、年産3億9千万フランの国力を擁して立っておられます。北にはサハラを越えた遠きオスマンの影、西にはギニア湾沿いの諸部族と欧州商館の触手、南にはコンゴの森が広がり、いずれも未だ定まらぬ隣邦ばかりにございます。今この時、内政を固めて兵站と威信を蓄えるか、周辺の弱小国へ手を伸ばすか、あるいは海岸の欧州勢力との交易と警戒を両立させるか、陛下の選択はまだ何も定まってはおりません。

ソコト・カリフ国の治世に記録された年代記. この号のすべての出来事は、シミュレーションによってその場で書かれました。
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