長き休戦
クロニクル
第8ターン · 1946年10月1日火曜日
外交フィンランド政府は十月一日の期限当日、無修正署名を再び拒みつつ北欧・協約を含む多国間保障の協議中と回答し、モスクワに更なる猶予を求めた。
外交総統府と外務省は『フィンランドの頼れる後ろ盾は独のみ』とする声明を再発し、ソ連師団の前進を北欧最大の脅威と各国大使館へ訴えた。
戦争ソ連外務人民委員部は独の計画書の存在を察知したと称してジュネーヴ秋会期に『介入計画の物証』として対独関係の正式議題化を要求し、カレリア正面へさらに一個師団を前進させた。
経済四カ年計画庁は戦略物資の緊急かき集めに応じ、燃料・非鉄金属・ゴムを軍需備蓄へ回したが、民需燃料切符の削減と製鉄業界の配分摩擦が再燃し、計画庁は総統府に新たな優先順位裁定を要求した。
外交ジュネーヴ常設会議秋会期は北欧議題を開会し、ワシントン協約代表部は『戦車は待機どころか越境を企てた』として名指し条項の文言強化案を提出した。
外交スウェーデン外相はストックホルムでフィンランド・協約代表と会談し、北欧中立を対象とする並行保障の協議枠組み設置で原則合意した。
外交トルコ外務省は独の覚書未回答を理由に挙げ、モスクワ・ワシントンへ高官級特使を派遣して国境確約協議を開始した。
経済共栄圏とスウェーデンは海運協力協定に本調印し、対独潜水艦技術交換は依然保留とされた。
経済スペインは協約に対し共栄圏並みの最恵国待遇を求める通商覚書を正式に手交した。
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