1936年 揺らぐ平和
大日本帝国
第1ターン · 1936年1月31日金曜日
経済大蔵省において高橋是清蔵相が公債漸減と軍事費膨張抑制の基本方針を貫徹し、陸海軍の強硬な増額要求を退けて昭和11年度総予算案の枠組みを約22億7000万円に確定させた。
外交モスクワ駐在の太田為吉大使による満ソ国境画定委員会の設置提案に対し、ソビエト連邦のリトヴィノフ外務人民委員は国境地帯における武力衝突防止を条件として予備的協議に応じる意向を表明した。
外交ロンドン海軍軍縮会議において日本代表団は本国訓令に基づき脱退通告を留保して技術的協議の継続を選択したが、共通上限と対等比率をめぐる英米との主張の隔たりは埋まらず議事は膠着状態に陥った。
政治参謀本部作戦課長に着任した石原莞爾大佐の主導により、華北への軍事進出を厳禁して満洲国の重工業開発と治安確立に注力する方針が策定され、関東軍に対しても自治工作停止の訓令が正式に伝達された。
政治大英帝国の国王ジョージ5世がサンドリンガム宮殿で崩御し、皇太子エドワードがエドワード8世として即位したことがロンドンから世界各国に公表された。
政治フランスにおいて対伊制裁や対外政策を巡る批判と金融危機への不満を浴びたピエール・ラヴァル首相が総辞職を余儀なくされ、アルベール・サローによる暫定内閣が組織された。
戦争エチオピア北部戦線においてバドリオ元帥率いるイタリア軍が補給路の防護と砲兵陣地の再編を急ぎ、エチオピア帝国軍の散発的な反撃を航空攻撃によって牽制した。
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