1936年 揺らぐ平和
フランス共和国
第2ターン · 1936年3月1日日曜日
経済フランス商工省は官営工廠における治具標準化と工程細分化の試行を通達したが、精密工作機械の輸入難と労働組合の地位低下への警戒により民間軍需企業への浸透は限定的な試作にとどまった。
政治サロー政権が国防予算半減の方針を通達したことで海軍の主力艦建造や陸空軍の装備調達契約が即時凍結され、重工業界における大量解雇と軍部首脳の反発という深刻な安全保障上の動揺が走った。
政治参謀総長ガムラン将軍および三軍首脳は国防予算の急激な削減方針に対し即時辞任を辞さないとする覚書をサロー首相に提出し、ベルギーおよびチェコスロバキア政府もフランスの防衛意思に強い疑念を表明した。
戦争エチオピア北部戦線においてバドリオ元帥率いるイタリア軍がアンバ・アラダム周辺で集中砲撃と航空支援による攻勢を開始し、高地に布陣するエチオピア軍防御線を後退させた。
政治スペイン共和国コルテス総選挙が投開票され、左派諸派を結集した人民戦線が僅差で過半数を制し、左右両陣営の対立と緊迫が全国規模で激化した。
外交フランス外務省および通商省はルーマニア公使館との間で、フランス産鉄鋼・軌条資材の輸出とルーマニア産原油の現物引き取りを組み合わせた求償貿易枠組みの具体化協議に着手した。
外交フランス下院は激しい右派勢力の反発とロカルノ体制整合性への懸念をめぐる議論の末、仏ソ相互援助条約の批准法案を賛成多数で可決し、上院の審議へ送致した。
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