長き休戦

共栄圏

第0ターン · 1946年3月1日金曜日
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創刊1946年3月、休戦から半年。四大陣営はジュネーブの会議卓で疲弊した休戦を保ちながら、中立国という「残された分け前」を静かに切り分けようとしている。最も早く火花が散りうるのは、共栄圏が広大な版図を抱えながら海軍乏しきワシントン協約と国境を接する東南アジア・太平洋の縁、そしてソ連と共栄圏が接する満蒙国境である。

the powers共栄圏: インドネシア、カンボジア、タイ、ラオス、ミャンマー、ベトナム、南北朝鮮、中国、台湾を含む広大な沿岸帯を支配するが、艦隊は数こそ世界最大なれど金庫は底をつき、陸軍で大陸を抑えながら海では協約の圧力を常に意識せざるを得ない。

the powersワシントン協約: 南北アメリカ、アフリカの大半、大洋州、中東の多くを従える八十以上の属領を持つ巨人で、海洋覇権を背景に中立国への「保護」を謳うが、広がりすぎた版図ゆえに本国の厭戦気分が重い足枷となっている。

the powersソビエト連邦: カザフスタンからウクライナ、バルト諸国までユーラシア内陸を固め、解放した東方と緩衝地帯を手放さぬ構えで、共栄圏とは満蒙国境で向き合い続けている。

the powers大ドイツ国: 北欧からバルカン、北アフリカまで二十を超える領域を抱き込み、徴兵制の守備隊で大陸を押さえるが、継戦能力というより疲弊した占領統治の重みを抱えている。

the powersポルトガル(中立): 東ティモール、ギニアビサウ、モザンビーク、アンゴラ、本国ポルトガルを結ぶ飛び地帝国を保ちながら、どの陣営にも深入りせぬ中立の立場で生き延びている。

the powersネパール: 人口3040万、国内総生産410億ドル規模の高地国家で、9万5千の兵力を擁するが内政の安定度は45と脆く、インドと中国の間で揺れる地政学上の要衝である。

the powersアフガニスタン: 人口4200万、15万の兵力を持つ内陸国だが、安定度はわずか15と危機的で、国内総生産140億ドルという乏しい基盤の上に周辺列強の草刈り場となりかねない。

the powersソマリア: 人口1814万、2万の兵力しか持たず、安定度8という崩壊寸前の統治のもとで、紅海・アフリカの角という戦略的位置ゆえに列強の関心を引き続けている。

your standing共栄圏よ、貴国はインドネシア、カンボジア、タイ、ラオス、ミャンマー、ベトナム、南北朝鮮、中国、台湾など広大な版図を保持しているが、財政は戦後の消耗から回復しておらず、艦隊規模の割に継戦余力は乏しい。北にはソ連が満蒙国境で睨みを利かせ、南洋にはワシントン協約の海軍力が及び、東南アジアの縁はいつでも分割交渉の俎上に載せられうる。会議の空気はまだ定まっていない——沈黙のまま版図を固めるか、どこかの陣営と手を結ぶか、それとも中立国群を自らの盾として組織するか、貴国の選択がこの休戦の形を変えていく。

共栄圏の治世に記録された年代記. この号のすべての出来事は、シミュレーションによってその場で書かれました。
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