スウェーデン
戦争オーストリア=ハンガリーはセルビアに宣戦を布告し、ドナウ対岸からベオグラードへの砲撃を開始した。
経済商工業局は鉄道電化と水力発電に関する技術調査を正式に開始し、石炭輸入業者には長期的な取り組みであって当面の輸入削減を意図しないと説明した。業者側は懸念をひとまず収めたが、定期的な経過報告を求めている。
政治合同緊急委員会は商工会議所の協力申し入れを受諾して委員に迎え、各県の穀物・ジャガイモ・飼料・石炭の在庫調査は民間の帳簿も加わって速やかに進んだ。
戦争ロシアは総動員を布告した。ドイツは翌8月1日にロシアへ、3日にはフランスへ宣戦し、欧州の動員表の歯車はついに止まらなくなった。
戦争ドイツ軍はベルギーの中立を侵して進撃を開始した。英国は撤兵を求める最後通牒が無視されたとして、8月4日深夜にドイツへ宣戦を布告した。
外交イタリアは三国同盟の防御的性格を理由に参戦義務はないとし、中立を宣言した。
外交スウェーデンは厳正中立を宣言した。国王・政府・議会がそろってこれを支持し、ストックホルムの新聞社の窓の前には号外を読む群衆が集まった。
政治国務省と王室は、恒久的な軍拡予算を切り離し、欧州危機が終わり次第に緊急措置を解除するとの妥協案を議会に示した。慎重派はこれを歓迎し、政治休戦への協力を表明した。
外交スウェーデン外務省はデンマークの早期開催案に応じ、8月中旬の開催を軸に日程を調整した。コペンハーゲンは好感を示したが、クリスチャニアは条約草案の検討が続いていることを理由に、日程の確定を留保した。
外交スウェーデン、ノルウェー両国の外務省は不可侵条約草案について修正意見を交換した。独立保証条項の文言をめぐる詰めの協議が続いている。
経済陸軍省と大蔵省は小銃・弾薬・野戦電信器材の輸入予算として800万クローナを決定し、中立国からの調達を優先する方針を定めた。ただし欧州の中立国には生産余力がなく、発注の大半は米国に回ることとなり、納期は数か月先と見込まれる。
経済大蔵省・国務省・商工業局は、交戦国からの鉄鋼・工業製品の注文に対応する戦時輸出委員会を設置した。独英仏の購買担当者は早速スウェーデンの製鉄所や鉱山会社に接触を強めている。
外交デンマーク、ノルウェー両国はスウェーデンが打診した通商・海運委員会と共同中立声明の構想に関心を示し、外相協議に先立って非公式の予備協議を開くことを提案した。
戦争セルビア軍はツェル山の戦いでオーストリア=ハンガリー軍を撃退し、侵攻軍はドリナ川の対岸へ退いた。
戦争ロシア軍は東プロイセンへの進撃を開始したが、ドイツ軍はタンネンベルク付近で包囲の態勢を固めつつある。西部戦線ではフランス軍が国境の戦いで大損害を被り、退却を続けている。
外交日本は日英同盟を理由にドイツへ宣戦を布告し、青島への攻撃準備に入った。