長き休戦

クロニクル

第0ターン · 1946年3月1日金曜日

創刊1946年3月、停戦から半年、ジュネーヴでは四大陣営が中立国の分配表を広げている。大ドイツ国は欧州の大半を抱えたまま北欧と地中海で監視され、ソ連とワシントン協約、共栄圏が互いの取り分を探りながらも、最も「御しやすい隙間」として独逸の版図に目を向け始めている。バルカンと北アフリカの国境線、そしてスイス・スウェーデンといった中立の去就が、次の火花になり得る。

the powers大ドイツ国: ノルウェーから北アフリカまで欧州の心臓部を抱え込んだ巨人だが、占領地の統治と徴兵疲れの駐屯軍を抱え、休戦の網の中で最も狙われる的になっている。

the powersソビエト連邦: 東欧からモンゴルまでを制する大陸国家で、国境線の向こうの独逸領と緩衝地帯の扱いを巡り、沈黙のうちに圧力をかけ続けている。

the powersワシントン協約: 南北アメリカと旧植民地網を束ねる最大版図の連合体で、海洋と資源地帯を押さえながら中立国の『保護』を謳って静かに版図を広げる構え。

the powers共栄圏: アジア沿岸と日本本土を握る海軍国家群で、財政は乏しいが艦隊の規模で発言力を保ち、太平洋の中立地帯に目を光らせている。

the powersスイス: 山岳に守られた小国ながら高い国民生産と社会の結束を誇り、どの陣営にも呑み込まれぬ中立の模範として注目を集めている。

the powersスウェーデン: 北欧の工業国として確かな経済力と軍備を保持し、独逸とソ連の緩衝地帯で独自の立場を守ろうとしている。

the powersトルコ: 黒海と地中海の結節点に座る軍事大国で、国内の不安定さを抱えながらも大きな兵力を擁し、東西の陣営双方から引き合いを受けている。

the powersフィンランド: ソ連と国境を接する小国でありながら高い国民の結束を誇り、北方の均衡点として各陣営の視線を浴びている。

your standing大ドイツ国よ、貴国はノルウェーからバルカン、北アフリカのリビアに至るまで広大な版図を抱え、工業力と軍備において欧州随一の規模を誇るが、その広さゆえに国境線のあらゆる場所で監視の目に晒されている。東にはソ連が、西と海上にはワシントン協約が、南にはトルコや地中海の中立国が控え、ジュネーヴの会議室では貴国の版図を『調整』する案がすでに囁かれ始めている。版図を固めて威を示すか、中立国との結びつきで緩衝を作るか、あるいは静かに譲歩して時間を買うか——この休戦の行方は、貴国の最初の選択にかかっている。

大ドイツ国の治世に記録された年代記. この号のすべての出来事は、シミュレーションによってその場で書かれました。
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