1936: The Unsettled Peace
Empire of Japan
第1ターン · 1936年1月31日金曜日
外交ロンドン海軍軍縮会議において、日本全権団が主張した艦隊総保有量の『共通上限』(対等比率)の要求に対し、米英代表団は明確な拒絶姿勢を崩さず、妥協点模索の交渉は暗礁に乗り上げた。
政治岡田内閣は軍部による華北分離工作の独走に歯止めをかけるべく統制命令を発出したが、関東軍および支那駐屯軍は現地裁量を盾に反発を示し、実効的な統制力には綻びが残された。
政治岡田首相および高橋是清蔵相は軍事費膨張の抑制を図る基本方針を固めたが、陸海軍省は装備近代化と拡充を理由に追加予算要求を取り下げず、財政方針をめぐる閣議の対立は解消に至らなかった。
戦争エチオピア北部ティグレ戦線において、バドリオ元帥率いるイタリア軍が補給路を再編して防衛線を固め、テンビエン地区で抵抗を続けるエチオピア軍部隊との間で激しい砲火が交わされた。
政治大英帝国国王ジョージ5世が崩御し、皇太子エドワードがエドワード8世として即位を宣明、英連邦各都市で弔意と新時代の幕開けが告げられた。
政治フランスでは対伊制裁をめぐる内外の摩擦と議会の不信任圧力によりピエール・ラヴァル内閣が総辞職し、アルベール・サローが後継内閣の組閣に着手した。
政治情報機能の統合を目指す中央情報機関構想が政府内で提示されたものの、陸軍・海軍・内務・外務各省庁がそれぞれの所掌権限を強硬に主張し、組織令制定は完全に拒絶され頓挫した。
経済大蔵省は軍需精密機械の調達等に必要な臨時外貨枠の配分を一部承認したものの、総枠制限の観点から他部門への割当を圧縮し、民間産業の外貨調達に圧迫を生じさせた。
経済中華民国財政部は前年11月に断行した法幣改革の定着を進め、上海および主要商業港における銀の集中管理を強化して為替の安定を維持した。
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